金沢城二の丸御殿は、藩主の住まいや政務の場として使われた、城内最大の建物でした。

御殿の内部には、襖や壁を彩る障壁画、飾金具などが用いられ、部屋の役割に合わせてさまざまな意匠が施されていました。

 
 

襖は、部屋を仕切る建具であると同時に、室内の大きな面をつくるものです。室内でもっとも大きな額縁とも感じられます。紙、絵、金具、表具の技術が組み合わさり、建築の一部として空間の印象をつくってきました。

こちらは県の資料として紹介されていたものです。


残された資料を見ると、「立波」や「波に帆」など、海に面している石川県らしい模様も見つけることができます。

1881年に焼失した二の丸御殿は、現在、復元整備が進められています。

復元によって、そこに使われていた材料や技術、空間をどのように見せようとしたのかを知ることもできます。

 


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