「金沢からかみ」とは

● 襖や障子の装飾として、日本の住環境を彩る「からかみ」。元来、中国から輸入された美術紙の総称でした。中国の木版印刷による「唐(から)文様」のように、日本の伝統的な文様をあしらったのがはじまりです。

● 「金沢からかみ」とは、金沢ゆかりの文化や風土をモチーフに、金沢の表具職人等が自らの手で図案化した文様による表具しごとです。文様は現在も増え続けています。


「ふすま」や「壁紙」は室内で大きな面積を占め、空間の目的を演出し、その部屋の個性や雰囲気を創出します。素材が紙なので、他の素材より比較的安価に意図を大きい面積で実現し、影響を与えることができます。

このサイトでは、2013年に作成された見本帳の文様と、その施工例を紹介しています。