もっとも寒い季節に行う仕事「寒のり炊き」。
小麦粉をもとにした「正麩」を用いて、表具で和紙を貼る際に使う「糊(のり)」づくりをします。炊いた糊は瓷に入れて冷暗所で10年程寝かせて発酵させます。
例年どおり金沢職人大学校 表具教室(石川県金沢市大和町1−1 市民芸術村 金沢職人大学校)では大寒の日(1月20日(月))に公開で行います。去年は小学生、中学生の参加もありました。みんなで一緒にわいわい作るのが楽しい年中行事です。
一般の方も職人さんと本物の「のりづくり」を一緒にできるほか表具の道具のそろった仕事場を見学できます。
ふだん出会う機会の少ない表具の世界に触れることのできる貴重な機会です。予約は不要なので、糊つくりや和紙・ふすま・表具などの興味のある方は、13時~14時ころに、金沢職人大学校に来てみてください。駐車場完備。
【昨年の様子の動画】