手頃な大きさの家に、車庫や納屋蔵という実用的オマケのある古民家です。小高い場所に家があるので採光と眺めがよいのが特長。風もとおります。

ドーンとした「ザ・古民家」ではありませんが、体感するような傾きがあまりなく、家のポイントとなる箇所には高級材であるケヤキが使われています。家の中央に階段、2階の半分はロフト状態で、見える梁や壁が味わい深いです。1階の増築したキッチン部分に水回り、外用の水道もあります。去年まで居住していた家で、最後まで実用的に直しながら暮らしを営まれてきたことがわかります。

敷地の手前右には屋根つき車庫、敷地奥側には、慶応4年建築と記録のある土蔵と、その隣に昭和6年築とされる納屋が増設されています。周囲2方が道、1方が用水、後ろは空き地に接しています。集落の中にありながら、お隣との距離感がちょうどよい具合です。住宅として十分に広いですが、里山古民家としてはやや小ぶり。それが一般ファミリーには使いやすそうです。

インスペクション(建物調査)も既に行っています。また、建物の表題変更登記も実際の大きさに合わせて更新済みです。古民家を利用することを前提に、現状有姿でお買い上げいただきますが、敷地全体の既存宅地確認はできていますので、将来的に一部または全体を建て替えすることも可能です。(ただし高低差のある場所ですので、新築の際は離隔指導が生じます。金沢市がけ地対策室の指導を受けるほか、建築指導課等、各専門部署とよく相談してから計画を立てるようにしてください)

お買い上げ後、用水側のがけ地(向かって右側)については、防災補強のための工事費に補助金を利用することができる仕組みがあります。詳しくはご相談ください。

「湯涌が好き」「里山に住みたい」。そんな方に吉報と思っていただける売り家です。

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